親友でも指摘しにくい事
ランキングでは以下です。
【5位】鼻毛が出てる
【4位】鼻くそが出ている
【3位】お店などで店員に対して高圧的
【2位】カツラがずれているとき
【1位】口臭がきつい
第1位は口臭についてでした。
口臭の原因は色々とありますが代表的なものとしては、歯周病や胃など内臓系の病気があげられます。
今回は歯周病について説明していきます。
8020運動とは
まず、8020運動はご存知でしょうか。
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。厚生省(現・厚生労働省)と日本歯科医師会が平成元年に提唱しました。
人は20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。
※失ってから初めてわかる事ですが
8020運動は、高齢者を対象にした運動ではなく、小さいお子さんから青年期、壮年期、老年期を通じた、生涯にわたる息の長い運動です。
2016年の調査で、2人に1人が8020となり、当初の到達目標である50%を達成しました。
歯が原因の病気とは
歯が原因で起こる病気には、次のようなものがあります。
• 歯周病
• 虫歯
• 歯肉炎
• 歯槽膿漏
• 歯根・根尖膿瘍
• 口内炎
• 象牙質知覚過敏症(知覚過敏)
• 歯ぎしり(ブラキシズム)
• 親知らず
色々とありますが、今回は歯周病について更に深掘りしていきます。
歯周病と虫歯は歯垢が原因で起こります。歯周病は歯肉の炎症から始まり、重症になると心筋梗塞や動脈硬化症、肺炎、早産を引き起こす可能性があります。また、歯周病と心臓病には深い相関関係があり、歯周病原因菌が心臓の血管をつまらせ、心臓の血管の細胞を障害することがアメリカの研究で明らかになっています。
歯周病は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎のすき間にある溝から始まる炎症性疾患です。歯周病原菌と呼ばれる細菌が原因で、歯ぐきや歯を支える骨が溶けてしまいます。
歯周病の初期症状には、次のようなものがあります。
• 歯ぐきの色が赤くなる
• 歯ぐきに歯ブラシが当たると出血する
• 歯ぐきの腫れ
• 口臭
歯周病を放置すると、歯ぐきの腫れや出血、口臭などさまざまな症状が出始めます。歯肉炎や軽い歯周病であれば、歯垢や歯石を取り除くプロフェッショナル・ケアで治ることもありますが、歯肉の奥に溜まった汚れが歯周基本治療だけでは取り除けない場合は、歯周外科治療を行う必要があります。
これが最重要
歯周病の予防・治療には、毎日のケアを丁寧に行いながら、数か月に一度(理想は四半期に一度、最低半年に一度)の定期検診を受けることをおすすめします。
また歯周病のセルフチェックには、次のようなものがあります。
• 朝起きたときに、口のなかがネバネバする
• 歯みがきのときに出血する
• 硬いものが噛みにくい
• 口臭が気になる
• 歯肉がときどき腫れる
• 歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
• 歯がグラグラする
歯の価値とは
日本人が考える歯の価値は、1本あたり100万円と言われています。親知らずを除いて28本生えているので、合計で2800万円の価値があることになります。
しかしアメリカでは歯一本を500万円と考える人が多いので、1億4000万円の価値があることになります。
日本人の回答では歯一本を約35万円と見積もっている人が多いので、アメリカ人の考える資産価値の1割にも達しません。
人が幸せを感じる瞬間には、次のようなものがあります。
• おいしいものを食べている時
• 新たな知識を得た時
• 趣味のことをしている時
• 旅行や温泉に行った時
• 家族との団らん
前談の通り、自分の歯で食事ができる出来ないで人生の充実度は大きく変わってきます。
歯磨きは生活習慣ですので、まずは子供を含め正しい歯磨きを覚えて、定期的に検診を受けることを強く推奨致します。
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