大腸検査の重要性とは

何歳から

大腸の病気が疑われる症状としては、下血、下痢、便秘(便が細い)、腹痛などがあります。こういった症状がある方や、はっきりした自覚症状がない場合でも検診で便潜血検査が陽性の方は、大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を受けることをお勧めします。

大腸内視鏡検査は、大腸の病変を早期発見し、直ちに対処するために定期的に行われる検査です。大腸がんは40歳を過ぎると発症しやすいといわれているため、40歳を過ぎた方は大腸検査をやった方が良いと言われています。

鮮血検査もありますが特に大腸カメラを受けた方が良いといえます。

大腸内視鏡検査を受ける頻度は、大腸ポリープを切除した人は1,2年に1回、大腸ポリープがない方はおよそ3〜5年に1回の大腸内視鏡検査を行うのが良いとされています。

死因ランキング

日本人の死因は以下のとおりです。

  • 1位:悪性新生物(腫瘍)(24.6%)
  • 2位:心疾患(高血圧性を除く)(14.8%)
  • 3位:老衰(11.4%)
  • 4位:脳血管疾患(6.8%)
  • 5位:肺炎(4.7%)
  • 6位:誤嚥性肺炎(3.6%)
  • 7位:不慮の事故(2.8%)
  • 8位:腎不全(2.0%)

癌の主な種類

  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 前立腺がん
  • 乳がん
  • すい臓がん
  • 肝臓がん
  • 悪性リンパ腫

2022年の部位別のがん死亡数を男女別で見ると、男性はダントツで肺がん、大腸がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がんの順に多く、

女性は大腸がん、肺がん、膵臓がん、乳がん、胃がんの順となっています。

がんは基本的に早期に発見できれば、治癒率が向上します。癌と申告されると落ち込んでしまうかもしれませんが、現代の医療では早期がんの段階で治療を受ければ、9割方が完治すると言われています。

胃がんや大腸がん、乳がん、子宮がん、前立腺がんは早期発見の場合治りやすいがんの代表です。一方、肺がん、肝臓がん、膵臓がんは治療がより困難ながんです。(胃カメラや大腸カメラによる治療だけで治せるものがあります。)

ステージ0期は早期がんで、内視鏡的切除にて治癒し、完治する可能性が高いです。

検査のタイミング

「まさか自分が」

保険好きの人が多いように思いますが自分に都合の良いように思い込む人が多いようで、まさか自分が事故にあうとは、

まさか自分が地震で被災するとは、

まさか自分が癌になるとはなどなど。。

どれも統計上かなりの確率で自分の身に起こりうる事です。

交通事故は防ぎきれないことかもしれませんが、病気に関して特に初期の癌については定期的な検査である程度未然に防ぐことが可能だと思いますので、是非一度検査について調べてみてください。

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